【セブの治安】安全は216円で買える?セブでトラブルなく楽しむ方法
どうもセブ島留学から無事に帰国しました、ta9tです〜
4/2から6/23まで約3ヶ月間、セブ島のNexSeedという学校でエンジニア留学をしていました。
これからセブ島での経験を、数回に分けて投稿していきたいなと考えております。
まず今回の記事のテーマは、
「セブの治安」です。
目次
- 【課題】セブ島って治安悪いって聞くんだけど?
- 【フィリピン人】セブに住む人はフレンドリー
- 【理由】世界的リゾート地に住む貧しい国民
- 【対策】216円でハッタリをかける
- 【まとめ】相手の理解 × 216円 = 最高のセブ生活
【課題】セブ島って治安悪いって聞くんだけど?
みんなよく言いません?「セブ島って危ないって聞くけど」みたいな。
自分も正直、行く前はかなり不安でした。
まず、前提として1つ言えることがあります。
日本ほど治安の良い国はなかなか無いです
自分は過去にインドネシア、マレーシア、アメリカなど計8ヶ国に行きましたが、
日本よりも安心して暮らせるなと思ったことはありません。
ただ、
結果的に自分は何も盗まれずトラブルなく楽しんでセブから帰国しました。
なんならすぐセブに戻りたいです。
みなさん知っての通り、セブ島には綺麗なビーチがあり、物価がとても安く1000円で1時間の本格的マッサージ受けられたり最高の暮らしができます。
この記事では、みんなのセブ島に対する不安解消を目的として、
治安が悪いと思われる理由ってなんなのか?
どうすればトラブルなく楽しめるのか?
ということについて自分の経験を元に書いていきます。
【フィリピン人】セブに住む人はフレンドリー
まずはセブに住んでる人について知りましょう。トラブルを引き起こすのは人。
治安が悪いと言ってるのも人。言わせる原因を作ってるのも人。
分かりやすく、日本人とセブに住んでいる人たちの違いで説明します。
日本人とセブに住んでいる人の根本的な違いは、人間らしさです。
セブに住んでいる人たちは、日本人よりも「人生を精一杯楽しもう」
という思いが強いです。そして知的好奇心が高い。日本語も積極的に学んでます。
なので基本的には良い人たちばかりだし、とってもフレンドリーです。
めちゃくちゃ話しかけてます。知らない人でもすれ違ったら挨拶します。*1
フィリピン人、道徳学びすぎじゃね?って思ってました。
この写真も、遊びに行ったビーチで出会った少年と撮ったものです。*2
日本であれば、子供から外国人に寄って行くということは少ないだろうし、
なんなら親が止めますよね。でもそんなことはありません。とてもフレンドリー。
日本人は暗黙のルールみたいなもので、楽しむことを優先するような人は変な人のような扱いを受けてしまいます。個性を育てないというか。でもそのおかげで平和が保たれてる気もします。
自分は泊まってた寮のスタッフや、行きつけのレストランなど様々な人と友達になり、
現在Facebookのフィードは個性豊かなフィリピン人だらけです笑
「では、なぜセブでは犯罪が起こるのでしょうか?」
【理由】世界的リゾート地に住む貧しい国民
ただ、世の中にはマインドや人柄ではどうにもならないこともあります。
それは金銭的な問題です。フィリピンは日本に比べて貧しい国です。
働いている人たちの中にも、SIMカードのデータローミング代が払えなかったり、病院に行くお金がもったいないという人たちがいるくらいです。
また、貧富の差が大きい。
この記事の中にも、
全体の約60%が貧困層で、
貧困層の年間平均世帯収入が約40万円とあります。
月間ではなく年間で40万円です。暮らすので精一杯。物価が安いのも納得できます。
しかし、セブ島と言ったら世界的観光地。
年間約60万人の観光客が来訪しています。
自分たちよりはるかにお金を持っている人たちが
油断して街を歩いている
のです。
- 仕事をしても大半の人は月3万円程度しか稼げない
- セブ島はお金を持っている外国人がたくさん来る世界的観光地である
この社会的背景を知った上で
あなたが彼らの立場だったらどうでしょうか?
本当に極論ですが、目の前に財布が落ちていたとして、確実にバレないとしたらどうしますか?拾ってしまう人もいるのでは無いでしょうか?
セブ島に住む人たちはとってもフレンドリーで良い人たちばかりです。
ただこういう社会的背景のせいで、「どうしても犯罪をしなくてはならない」とか、
「つい犯罪に手を染めてしまった」みたいな人が一定数存在すると考えられます。
貧富の差が大きい国の中に世界的観光地がある。
このギャップが治安を悪化させた理由かと思います。
「じゃあ自分たちに出来る対策ってあるの?」
【対策】216円でハッタリをかける
確かにセブは治安の良い国とは言えませんでした。
しかし先に述べたように、
自分はトラブルなく3ヶ月間過ごすことができました。
治安が悪いと言われる理由となっているトラブルは様々あります。ただその中には国民性の違いなどが絡み、犯罪ではないようなことも多くあります。これに関しては、また別の記事で書こうと思います。
この記事では確実に犯罪である「スリ」の傾向と対策を書いていきます。
・傾向
スリをする人たちに気づくのは非常に難しいです。彼らはプロです。作戦があります。
事実自分の友達も2人、気づかない間にスマホを盗まれていました。
体格が良くても男でも関係ありません。平気で盗んできます。
自分が実際に見たのは、女性がやってきて男性の腕を自分の腕と組み、腕を外そうと上げた隙に、がら空きのポケットから盗むという手段です。
その時はその男性が気付き、女性を追ったから大丈夫でした。しかしその時女性はすでに原付に乗り、逃げようとしてるところでした。間一髪でした。
・対策
プロ相手にどうやって対策するんだよ!って思った方、いらっしゃるかもしれません。
ただ、考えてみてください。セブにはたくさんの観光客がいます。
ターゲットがあなたになる確率は年間60万人来るとして、単純計算で月間5万人。その中の1人だとしたら、あなたが1組の盗人たちに何かを盗まれる確率は0.00002%です。そしてその中でも対策をしていない人は盗まれやすくなるので、確率はさらに下げることができます。
さらに確率を下げるために自分が行った対策があります。
それは、ハッタリをかけるです。笑
これがスーパーハッタリアイテムです!!
すごくダサいんですけど、効果はめっちゃあります。
これを見せつけるだけで、「あいつは対策してるな!」と思わせることができます。
応用編です。セブのARTWORKというところで財布がわりに買ったものです。
以下に書くことを守れば狙われる可能性は激減します
- 高い財布や洋服、アクセサリは持っていかない*3
- 財布などの貴重品にはハッタリアイテムをつける
- カバンの外ポケットに物を入れる時は南京錠をつける(ハッタリをかける)*4
- 堂々と歩く(自分にかけるハッタリ)
相手の立場になって考えてみてください
まず盗みやすそうな人を狙うでしょう
上に書いた対策はとっても簡単なので、
自分から見て盗みにくいなって思う格好で外出しましょう
対策しているように見せれば勝ちなんです。ハッタリかけまくりましょう!
ハッタリアイテムは100円ショップに売ってます。
南京錠と財布につけるひも、安全が216円で買えます!!
【まとめ】相手の理解 × 216円 = 最高のセブ生活
フィリピンの事情を理解していれば、
相手の立場を理解し、対策ができると思います。
フィリピンは日本ではないし、日本の考え方は通用しません。
そこには様々な事情を抱えたフィリピン人が暮らしています。
何より相手の立場を理解すれば、個性豊かで心強い友達がたくさんできます!
フィリピン人の友達を作る、これも対策かもしれません!
そして最後に、
安心安全を216円で買えるなら安いもんです!
ぜひこの記事に書いた対策を試してください!
そして美しい海や美味しいご飯、マッサージなど
セブを満喫してください!!!
ちなみにこの写真加工一切しておりません〜