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【NexSeed】セブ島留学で欲しいもの全てを手に入れる方法

どうもta9tです。
今回ですけども〜!セブ島留学に関する記事の第2弾でございます!*1

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題して、
セブ島留学で欲しいもの全てを手に入れる方法」

前回もお伝えしましたが、自分は4月2日から6月23日までの約3ヶ月間、フィリピンのセブ島にあるNexSeedという学校でエンジニア留学をして参りました。

おそらく今はみんなセブ島留学、行ってみたいな〜」とか「セカンドキャリアとしてエンジニアもありかもな?」とか「セブの海バリ綺麗やん!うわ!ややこしいこと言ってもうた!」*2くらいに考えてると思うんですが、この記事を読み終わった頃にはNexSeedのサイトの「留学相談」のボタンを押していることでしょう!笑

目次

【背景】なぜNexSeedに行こうと思ったか

nexseed.net

自分が行った学校はNexSeedという学校です。これから自分の持つ背景などと共にNexSeedを選んだ理由について説明していきます。

【過去の自分】高専専攻科から筑波大学大学院へ

私の現在の所属は筑波大学大学院です。自分の場合は少し特殊で、筑波大学筑波大学大学院ではありません。高専の専攻科というところから外部進学しました。

そして高専時代にやっていたこともちょっと特殊でした。普通高専生といったら「プログラミングばかりしてる!」とか「研究ばかりしてる!」みたいなイメージがあると思います。しかし自分は、自分の使える時間のうちの大半を高専生しかできない経験」に費やしていました。もちろん研究もしてましたし、単位もきちんととってました笑

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上の写真は国際学会の企画運営代表を務めた時の写真です。*3150人海外の大学に通う理系学生全国の高専が技術的な交流をできる場所を提供しようということで立ち上がったプロジェクトです。開催地はインドネシアで、実際にインドネシアの大学生と一緒にプロジェクトを動かしました。結果として2年で7回海外に行かせてもらったり、毎週Skypeで会議をしたりする日々でした。*4

その結果、卒業論文は出したものの思うように研究は進まず、そして勉強に関しても必要最低限のことしかできませんでした。

そして進路を決める時、自分は「今の自分には出来ることが少なすぎる」と考えました。いわゆる意識高い系()かもしれません。笑

【理想の自分へ】足りないものを理解し受け止める

とりあえずざっくりと

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をしてみました。その結果、

「研究実績」「自作のプロダクト」

「海外での実践的な経験」「インターンシップ経験」

この4つに焦点を定め、これらを得るために筑波大学大学院への進学を決めました。*5

決してこれらのことを得なくても就職はできたと思います。「意識高い系がインターンがどうのこうの言ってる!どうせあいつらにアウトプットなんてねえんだ!」みたいに言う方もいますが、それはインターンシップに行ってから言えることだと思います。現場の人は結果や実績からしか判断できません。ゆえに、インターンシップに行かずかつ目立った実績も無い場合はアウトプットが無い人だろうとその人との差は開きます。

【希望】将来平和に仕事するために今できること

これら4つの自分に足りないものを得ることは非常に難しいです。正直、今考えても先はとても長いな〜と思ってしまいます。しかし、どうあがいても「プロダクトを作れる人がいないと企業は利益を得ることができない」「実績がないと企業からの信頼は得られません」。そのためにはプロダクト開発経験を通してエンジニアさんとお互いwin-winに仕事を出来る最良の方法を見つけたいし、海外での実績を通して海外の案件ならお任せ!という人材になりたいと考えました。

じゃあ今何ができるんだろう。

と考えていた時、FacebookでNexSeedの広告を見ました。

3ヶ月でエンジニアに(ドカーン)

みたいな感じだっと思います。ドカーンはインパクト的なやつです。
まあ、正直最初見た時からこれは嘘だと思ってました。3ヶ月でエンジニアになれていたら高専情報科に7年通っていた自分はとっくにエンジニアです。

しかし英語留学はしようと思っていたので、プログラミングの勉強もできるなら「一石二鳥やん!」と思ってNexSeedでの英語留学を決めました。

ゆえに自分がエンジニア留学を決めた理由はとってもシンプルで、

自分の理想に足りないものを2個以上同時
得ることができる可能性があったから

です。長々と書いてしまいましたが、結果シンプルにこれです。
正直他のセブにあるテックスクールの存在は知りませんでした。

だから留学前に自分がセブ島留学に求めていたものとしては

  • エンジニアとしてのプロダクト
  • ビジネス英語力の向上
  • Web周りのプログラミング知識
  • セブ島ならではの思い出

くらいでした。これらに関してはNexSeedで確実に得られると思います。
しかし自分は、これに加えて5つのことを得ることができました。

【結果】何を得ることができたか

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次に実際に自分がNexSeedの留学を通して何を得たかについて説明しようと思います。

ここで注意!
もし留学の目的が
TOEICの点数を爆上げすること」
「今すぐゴリゴリのエンジニアになりたい」
という人はここで読むのをやめてください。笑

TOEICなどテストの点数を上げたい人は「セブ島留学 TOEIC」で検索してください。ゴリゴリのエンジニアになりたい人は、日本にもテックスクールはたくさんあるし、セブ島というお世辞にも勉強に最適とは言えない環境*6を選ぶ必要はないと思います。*7特に、もし一人が好きな方なら学校選びはかなり重要だと思います。セブ島留学の目的は全員一緒とは限りませんし、その学校が個人の目的に完全にコミットしてくれる保証もありません

ただ自分の場合はセブ島留学に行ってとても満足したし、欲しいものは全て手に入りました

以上のことを理解した上で、
あくまでセブ島留学を最大限充実させる方法」
くらいの感覚で見ていただきたいなと思います。

ここまで理解していただいた上でやっと結果に移りたいと思います。
自分がNexSeedのエンジニア留学で何を得たか9個リストアップしてみました。

1. エンジニアとしての知識

HTML/CSSPHPJavaScript、Laravel、Githubの使い方、サービスの作り方などエンジニアとして求めていた知識を得ることができました。

2. エンジニアとしてのプロダクト

エンジニアとしてコードを書き、ウェブサービスを作ることができました。留学生向けライフログサービス「日々」を開発しました。

github.com

3. プロジェクトマネジメントの擬似経験

先生からチームリーダーに指名され、ウェブサービスのプロジェクトチームのマネジメントを行いました。要件定義したり、ガントチャート作ったり。コーダーとしてのリーダーとチームリーダーは別々で指名されたのですが、自分の班だけ自分が2つ兼任でした。嬉しかったしやりがい抜群でした。


4. 英語でのプレゼンテーションスキル

NexSeedの英語クラスでは基本的に2n+x回*8のプレゼンテーションがあります。そこでは発表後5,6人の先生からすぐフィードバックをもらえるのですが、"Your presentation is one of the best presentation ever!"と言われたり、帰国後担当の先生から"I used your slides as an example to my class. The reason why I'm proud of your work!"と言われたりしました。*9


5. セブ島留学ならではの思い出

 
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セブ島と言ったら「海」ですよね!自分は誘われたら断れないし、楽しいことが好きな性格なので結果としてほとんど毎週海に行っていました。どの海も日本では絶対に見れないほど綺麗で清々しく透き通ってました。他にもクラブ*10に行ったり、キャバクラ*11に行ったり、ナイトプール*12に行ったり、アロマスパ*13に行ったり様々な初体験をしました!脚注に各料金を入れてます。娯楽にかかるお金が安すぎてびっくりするはずです!

6. サマーインターン

自分の場合は来年就活ということもありサマーインターンに行きたかった!そのため自分は4月~6月開講のWebコース3ヶ月間を選びました。
そして結果として第一希望だったLINEさんのサマーインターンに受かることができました*14留学のおかげでポートフォリオが充実したり、Githubに草を生やすこともできて、それも受かった理由の1つなのかなと思います。

7. 長期インターン先(仮)

現在自分は筑波大学大学院を休学しており、復学は2019年4月になります。秋から来年の春までやることを探そうと留学から帰国後、yentaやエージェントなどを利用し1ヶ月ちょいで10社程度の企業にお邪魔しました。しかし結果として今、セブ島の企業の選考を受けております。将来を考えた時に一番マッチすると思った企業が結果としてセブ島にありました。とりあえず9月からまたセブ島に戻ることが決まっています

8. 仕事

帰国後とりあえず自分が得た知識や経験などを活かして仕事ができないかと探しました。その結果ご縁があり、WordPressによるwebsite制作の案件とブログライターの案件をいただきました。タビナカさんで書かせていただいた記事、第1弾!ぜひ読んでみてください!


9. 仲間

 

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NexSeedには毎週新しい生徒が入ってきます。同じ教室でプログラミングを学んだ生徒は13人、そのほかにも英語だけのコースなど100名近くが自分のいた期間で入学、卒業しました。その中で2ヶ月以上滞在期間が重なったのは30名くらいかと思います。

元はお酢の工場で働いていた人や帰国前は帰国後は美容師になるという同い年の人など±6歳くらいの幅広い層の人たちと仲良くなりました。留学後すぐオーストラリアやカナダにワーホリで行ってる子やフリーランスエンジニア目指して留学時以上に勉強している人など行動力や目的をしっかり持った人も多くいてとてもいい刺激になりました

そして驚いたのが、帰国してまだ2ヶ月ほどですがもう既に15人のNexSeed卒業生と再開していました。同窓会とかではないです笑*15

正直留学前は1人で黙々と勉強するつもりでした。なんならNexSeedの過去の動画見て、「このノリに付いていくの厳しいな」と思ってたくらいです。しかし卒業に近づくにつれて、この人たちと今後何かしてみたいと思うようになっていきました。長期留学という環境は自分というものを作り変えるし、予期しないことの連続です。みんなとは長い付き合いになりそうです!

しかし、これらのことを限られた時間の中で全て得るのは正直かなり難しいと思います。でも不可能ではありません。*16

遊びも勉強も両立!充実したセブ島留学可能です!

 

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【方法】自分に素直になって優先順位をつける

お待たせしました!ついにセブ島留学で欲しいもの全てを手に入れる方法」をお伝えします。

セブ島留学ではやることがたくさんあります。その他にもセブ島留学だからこそできることもあります。そしてそしてセブ島にいると自然とやりたいことも増えていきます!

周りに日本だと出会えない人もたくさんいるし、その人たちから得ることも多くあります。そしてもちろん日本に帰った後のことも考えなければなりません。

そうなってくるともう手一杯になっちゃうんです!期間も限られているし、学校もあるし出来ることはかなり限られています。

しかしその中でも自分は先にあげた9つのことを得ることができました。

方法としてはまず、
今やろうとしている事に優先順位をつける事が大事で

ただ問題は、

「どんな基準で優先順位をつければ良いか分からない」

これだと思います。その時、自分は以下のことを考えて優先順位を決めました。

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やらなきゃいけないこと

これはやらないと人に迷惑がかかったり、心配をかけたりすることです。留学に来ている以上、課題や授業などはやらなきゃいけません。これに関しては「やる・やらない」の選択ができないことです。

やらなきゃいけないことをしないと得られるはずのことが得られなません。

やったほうがいいこと

これはやったほうが英語力が上がるなとかプログラミング力が上がるなという、いわば発展みたいなことです。

やったほうがいいことをすると得られる内容がさらに深くなります。

やりたいこと

これに関しては今やる必要がないことです。帰国してからでも出来るし、目的をしっかり考えたらやらなくても良いなということです。

やりたいことをすると得られるはずの内容外のことで成長につながります。

 

これらのことをきちんと自分で分けることができれば、
自ずと「出来ること」が整理されて
効率よく多く結果を得ることができます。

あとはやるだけです。やらないといつまで経っても理想には近づけません。

 

自分の理想に素直に。*17
「将来やりたいことをするためにはどうすればいいか」を考える。やりたいことはなんでも良いと思います。ただ残念ながら「やりたい」「なりたい」と言うだけで理想に近づけるほど甘くはありません。

理想はとても遠いかもしれません。とてもめんどくさいかもしれないし、大変かもしれません。しかし少しずつでも近づくことに意味があると自分は信じています。 

【まとめ】あとは自分次第です

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先ほども書きましたが、現実は甘くありません。

正直3ヶ月で全員がエンジニアになるなんて無理だし、時間は平等なわけだからプログラミングも英語も完璧!なんて無理です。

読んでいるみんなは分かってくれていると思うけど、NexSeedに行くだけで自分が得たこと全てを得られるわけでもありません。ただ逆に自分が得られなかったことをみなさんが得ることが出来るかもしれません。

どちらにせよ間違いないのはNexSeedは「一生モノのセブ島留学」を提供してくれます。留学前はコンセプトなんて全く気にしてなかったけど、帰国してから見て納得しました。

ブログを見て分かってくれた方もいると思いますが、自分が得たものの中の多くは留学後につながるものです。NexSeedは他の留学校に比べて決して多くのものを提供してくれるわけでは無いかもしれません。

ただ、帰国後に行動する根拠原動力を与えてくれました。

 

「とりあえず前に進みたい!」「行動したい!」

という方、言うだけではなくとりあえずNexSeedのスタッフと話してみるのはいかがでしょうか?

nexseed.net

 

セブ島の治安についての記事はこちら

ta9t.hatenablog.com

 

*1:今年の頭からYouTuberにどハマりしてます

*2:インドネシアの観光地であるバリ島もリゾート地として有名ですよね!にっこり

*3:学会後に行われたワークショップのファシリテーターも務め、自分の班がアワードをとりました。

*4:このほかにも小学校の先生をしたりもしました

*5:大学院進学時はさらにざっくりとしていました

*6:Wi-Fiや気温、治安などという意味で

*7:正直エンジニアになるという意味でのコスパでいったら、Udemyとかでコツコツやる方が良い気もします

*8:n:自然数、x:課外授業の回数

*9:誰しも褒められる訳ではなく、「死んでるみたいだったよ」とか「練習した?」みたいに割とボコボコにされることも多いです。

*10:入場料200~400円

*11:飲み放題+指名で約2000円

*12:入場料200円

*13:1時間約1000円

*14:受かったのはプランナーインターンです。自分はプランナーでの就職希望なのでエンジニアの選考は受けていません。

*15:再来週に、加えて10人くらいと会う予定なんでほとんどの人と会ってます笑

*16:しかし正直これくらいがNexSeedの留学で得れる限界かと思います。卒業後自分で頑張って成長された方は多くいますが、あくまで卒業後のサポートは基本的にはありません。

*17:10-FEETのライブ映像見ながら書いてたらエモい文章になってしまった